2026年01月31日

五人坊主だより 2026年2月号

1月は寒い日が多かったです、温暖化してきているとはいえ、上空の気流の軌道しだいで気温は大きくかわるのでこういうこともあるのだと。最近は、気温は低いものの日が長くなってきていることを感じるとともに、日差しが強くなってきていると感じます。ハウスの葉物野菜の生育は早くなってきています。

昨年は年末までバタバタしており、畑の片付けなどできないでいました。遅れていた片付けを進めつつ、春作の準備を始めています。1年間の作付け予定は、12月-1月にかけておおよそ決めていくのですが、天候の影響や人為的な要因による作業の遅れなどでだいたいずれていきます。また、野菜の生育状況で作付けを随時変更していきます。そのため、あまり厳密に計画を立てることはしていません。おおよその流れを決めておいて、随時調整していく、という感じでずっとやっています。そういうやり方の良い面悪い面ありますが、自分にはそのほうがあっているのでそうしている、というのが根本的なところでしょうか。近年では予定していた野菜の種が種苗会社の都合で手に入らなかったり、猛暑や極端な少雨といったこともあったりで、予定通りことが進むことはほぼありません。かといってすべてその都度決めていく、というのでも経営は成り立たないので、ゆるく計画を立てておいて、ある程度融通をきかせる、そんな感じで今年もやっていきます。

 

<野菜の成育状況>

昨年12月に収穫して貯蔵しておいたもの、品目によっては少なくなってきました。今月から4月上旬にかけてはハウスの葉物野菜と根菜を出荷していきます。レパートリーは少なくなってしまいますが、寒さに耐えた濃厚な野菜たちを味わっていただけたらと思います。

ベビーリーフ 収穫量は増えてきています。この先はしっかり出荷できそうです
小松菜
ミニチンゲン菜
小松菜は順調に採れています。ミニ青梗菜は寒さで芯のところが傷んでしまうものがあり少な目です。
水菜、赤茎水菜
赤からし水菜
赤からし水菜は採れています。寒さに比較的弱い水菜は生育がいまひとつ。今月後半からはいずれもしっかり採れてくる予定です。
ほうれん草 普通のほうれん草はしっかりあります。味も良いです。赤軸ほうれん草は増えてきました。
ルッコラ
ワサビ菜
ルッコラはよく採れています。わさび菜は温度差で芯が傷んでしまうのもがおおいので、芯を切り落として増量して出荷する場合があります。
ラディッシュ 赤は採れています。白は傷みが多くしばらく採れなさそうです。
リーフレタス あまり収穫量が増えてきていません。今月10日過ぎくらいからは増えてくる予定です。
オータムポエム ハウスで作っています。徐々に増えてくる予定です。
春菊 ハウスのものが育ってきています。切らさず出していく予定です。
プチベール 全体の量は少ないですが毎日収穫していきます。
カーボロネロ 収穫量は多くないですが切らさず出していく予定です。
茎ブロッコリー 収穫量に波がありますが今月は出していく予定です。
みさきキャベツ 残り少なくなってきました。次のが採れるのは4月の予定です。
白菜 白菜は紫含めほぼ終了です。2月10日ころから花芽の収穫をしていきます。
長ネギ 松本一本ネギ、下仁田は少なくなりました。他のものはまだあります。
芽キャベツ 芯が傷んでしまっているものが多く、増量して出荷しています。
かぼちゃ ほぼ終了です。次は7月から収穫予定です。
サツマイモ パープルスイートがまだ出せそうです。今月半ばにはほぼ終了です。
里芋 たくさんあるのでしっかり出荷していきます。
かぶ 普通のかぶ、あやめ雪かぶ、紅かぶ、黄かぶがあります。ハウスのかぶが採れています。黄かぶはのこり少なくなっています。
人参 普通の人参はまだあります。金時、ミニ人参は今月で一旦終了します。
大根 寒さ等の影響で傷みが多く、カットして増量して出荷しているものがあります。ご了承ください。
ビーツ 赤、黄、縞ともに今月は出荷していける予定です。
玉ねぎ 小玉と規格外品のみです。
ニンニク B品を増量して出荷しています。
ジャガイモ 良品は北海コガネのみ、他のものは小玉か規格外品です。
トマトピューレ 280g入りで販売しています。賞味期限が近いものは格安で販売いたします。お問い合わせください。

30年近く前になるのですが、学生の頃に、南アフリカのミュージカル(テーマはアパルトヘイトに関するもの)を地元伊那で公演する、というイベントに関わっていました、当時はまだ大学生だったのですが、成り行きでかかわったにもかかわらず、結構な金額の公演料を払わないといけないことになり、半年ほど学校の授業もそこそこにその広報活動に奔走していたことがありました。公演の前日、せっかく南アフリカの方々(団員は5名ほどだったか)に来てもらっているのだから何かできないかと考え、大学の一室でアパルトヘイトのことなど話をしてもらい、集まった人にいろいろ聞いてもらうという場をつくりました、直接会って話を聞くというのはやはり机上の勉強とはまた違うな、と。その後大学の研究の関係でタイへで2年ほど行っていましたが、自分は人権や人種差別的な問題に対して特に意識が高いわけではなかったものの、わりとフラットでいられると思っていました。

が、海外で生活し、日本でも研修先の農園に外国の人たちがよく来ていた(woofというので)ということもあり、外国の方と接することは割とある中で、いわゆる東洋人に対してと、いわゆる西洋人に対してとで、意識しないところでどこか対等にあつかっていないな、ということが自分の中にもあることを感じたことがあり、これはどういうことかと考えたことがあります。意識的にはフラットでいられるつもりなのに、どこかで上にみたり下にみたり、ということが完全に無いわけではないなと。こういうのは意識的に矯正しないといけないなと痛感したものの、20年以上の矯正の成果がどのくらいあるものなのか、はっきり言ってわからないところはあります。谷川俊太郎さんが生前のインタビューで嫌いな言葉を聞かれたときに「嫌いな言葉はないが、政治家の言葉の使い方は好きではない」といったことを言われていました、言葉の専門家ほど言葉に対して自分は敏感なわけではないですが、最近では、政治家の方々が「ルールを守らない外国人に対しては厳しく」なんて言っているのを聞くと、ことさら「外国人」なんていう必要があるのか、と思ってしまいます・・・ただ、こういう問題は単に保守対リベラル、ということだけではなく、結構根深い面もあるな、理念的なところだけで云々できないな、ということも感じています。


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