2023年04月30日

五人坊主だより 2023年5月号

4月は霜の降りる日もあれば、25℃を超すような暑い日もあり、寒暖の差が大きかったように思います。朝は冬の支度でも、ハウスの中は日中30℃越えになるので真夏のよう。朝寒かったのでついうっかりして、ピーマンの苗を暑さでダメにしてしまいました。また、気温が上がってリーフレタスが一気に大きくなったせいか、アブラムシが大量発生してしまったハウスもあります。野菜の管理には気を使います。

 

<野菜の成育状況>

早生のタマネギが採れ始めました。露地キャベツ、ブロッコリー、カリフローレ、レタスなどの野菜もそろそろ採れてきます。3、4月が暖かかったおかげで予定より早めの収穫開始です。夏野菜の準備も本格的になってきました。苗を一部ダメにしてしまうなどトラブルもありますが、これから挽回すべく頑張ります

この時期の定番、エンドウ豆が不調です。発芽が今一つであったのと、その後の成育も思わしくありません。今月中旬頃から少しずつ採れてくるとは思うのですが、量は少なくなってしまいそうです。

夏野菜の準備を進めています。病気等ださないで長期間収穫するには準備が大事、ということで、昨年うまくいかなかったところは対策をしつつ作業しています。夏野菜が採れだすのは、キュウリが今月後半から、ズッキーニなどが来月頭から、という感じです。6月後半になるとトマトなどが出てきます。

ベビーリーフ よく採れています。当面はしっかり収穫できそうです
小松菜
ミニチンゲン菜
小松菜、ミニ青梗菜ともよく育っています。当面は潤沢にある予定です。
水菜、赤茎水菜
赤からし水菜
成育は良いです。ただ注文量に対して不足する場合があります。ご了承ください。
ほうれん草
赤軸ほうれん草
今のところ採れています。ほうれん草は一時採れないときがありましたがこの先はしばらく収穫できそうです。
ルッコラ
ワサビ菜
成育は悪くないですが、注文に追い付かないことがあります。
ラディッシュ 赤・白ともに採れています。当面しっかり収穫できそうです。
リーフレタス 順調に成育していると思っていたらアブラムシにだいぶやられてしまいました。この時期急に成育が良くなるとそういうことがあります。次のものが育ってきているので今後はしっかり出していけると思います。
レタス、ロメインレタス ロメインレタスが採れ始めます。普通の結球レタスも10日くらいから収穫していきます。その後はしばらく収穫が続きます。
アレッタ まだ採れています。軸の固いものがあるので、そういうものは切り詰めて出荷していきます。
アスパラ 収穫量は少なくなってきました。今月中旬くらいから立茎を始める予定で、収穫量はさらに少なくなります。
キャベツ ハウスのみさきキャベツは終了です。露地のものがゴールデンウィーク明けから採れてきます。。
ブロッコリー ハウス栽培のものが採れています。中旬からは露地のものを7月まで収穫していきます。
カリフローレ 収穫が始まります。寒暖差の影響で小さいものが多いので収穫量は少ないです。
カリフラワー 20日ころから白、オレンジが採れてくる予定です。ロマネスコ、紫は来月からの予定です。
茎ブロッコリー 4月は茎の固いものがあったようで申し訳ありませんでした。収穫時、出荷時に茎の固いものは除くように気を付けています。
菜花 野沢菜花、ちりめん冬菜花、白菜なばな、5月上旬で終了予定です。
人参 表面にシミのようなものがある場合があります。皮をむいていただければ問題なく使用できます。また、一部カットしてあるものをお送りする場合があります。ご了承ください。
かぶ 一時なくなりましたがまた採れだします。その後はしばらく継続して出荷していける予定です。
大根 ハウスの大根が採れています。貯蔵している色大根は、紫、青長のみです。春の紅大根は5月20日ころから収穫予定です。
玉ねぎ 今年は4月中から収穫が始まりました。トウ立ちしてしまったものをまず収穫し、その後早生タマネギをとっていきます。この先はしばらく出荷していけると思います。
ジャガイモ 先月植付をし、芽が出てきました。6月末から収穫予定です。
ビーツ 春作のものは6月末から収穫予定です、発芽がわるく収穫量は少なくなってしまうかもしれません。
伊那谷味噌 村内の方から手作り味噌を仕入れて販売しています。

 

先日携帯電話の店舗でのこと、私ではない他のお客さんの対応をしている店員をみていて、すでに世間では部分的にシンギュラリティ(人間が判断するよりAIが判断する用が合理的になる分水嶺といった意味で)を迎えているのではないかと思えた。はたから見て、お客さんが望んでいないサービスの説明を延々としている店員の様子を見るにつけ、これならAIの方がサービスの要不要、説明の要不要をより的確に判断できるのではないだろうかと。実経済に前線で携わる地元の銀行員の方が、人手不足の深刻さを訴えていた。こういった店頭での業務などは早い段階でAI的なものに置き換わっていくのかもしれない。

農業も、正社員1名で巨大なコオロギ生産工場を運営する施設が長野県にあるというし、食料もより合理的な生産システムが次々と普及していくのだろうと。

行政でもサービス業でも製造業でも農業でも、次々とAIなどに取って代わっていく部分があるとしても、そこで賄いきれない、カバーしきれない部分というのはいっぱいあるだろうということで、私たちのようなやり方もまだ大丈夫、というか、一層必要となってくる部分もあるのかな、と思いつつ、人手不足問題はこれからどうなるのだろうかと、悩ましいことには変わりないのが現状です。

豆料理と甘味の店 シャインハウス

火・木・土 11:00~17:00 ランチは要予約 https://shinehouse.owst.jp

喫茶は予約不要で、火~土でオープンしています、不定期での休みが多いので遠方の方はご確認お願いします。

店舗用の電話を整備しました。070-4214-5050

メールの場合は g-bozu@biscuit.ocn.ne.jp まで


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