2023年03月01日

五人坊主だより 2023年3月号

2月は思いのほか寒い日が多く、10日には大雪が降りました。30㎝近く降ったのは7-8年ぶりです。近年は降雪がすくなくなってきていたので、あっという間に雪が積もっていく怖さを久しぶりに感じました。ハウス等大きな被害がなく済んで安心しました。

例年のことながら、2月は早い、あっという間に終わってしまったという感じです。まだまだ冬のような気がしていましたが、ここへきて急に暖かくなり、一気に春めいてきました。道を走ればあちこちに猫・猫・猫。こんなにいるのかというくらいいろんな種類の猫たちに出会います。今日はハウスの中に猫(おそらく野良)が2匹。かわいらしい長毛の三毛とふてぶてしい感じのはち割れ。はち割れの方は驚いて、しまっている扉側の妻面をビニールに爪をたてててっぺんまで登っていましたー

運賃値上げのお知らせ

ヤマト運輸の運賃が4月より値上がりすることになりました。4月より、送料を一律100円引き上げさせていただきます。セット野菜は当面現状の価格で販売していきます。

ご負担をおかけして大変申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

<野菜の成育状況>

気温の上昇とともに野菜の成育が早くなってきました。葉物野菜はこれからしっかり出荷していけそうです。根菜は在庫分を出荷していますが、少なくなってきたものも多くあります。4月中旬までは出荷できる野菜の種類は少なめです。露地野菜の植付けも始まっています。ニンジンや大根の種まき1回目は終了しました。近いうちにキャベツやブロッコリーの植付けもします。

ベビーリーフ よく採れています。当面はしっかり収穫できそうです
小松菜
ミニチンゲン菜
ミニ青梗菜はまだ成育が遅いです。小松菜は安定して採れています。
水菜、赤茎水菜
赤からし水菜
水菜、赤茎水菜はトウ立ちしてしまったりして少な目です。赤からし水菜は当面はしっかり採れてます。
ほうれん草
赤軸ほうれん草
赤軸法蓮草は成育が良くたくさん採れています。ほうれん草はやや少な目です。
ルッコラ
ワサビ菜
ルッコラは寒暖の差が大きいせいか傷みが出てしまっています。今後は増えてくる予定です。:
ラディッシュ 赤はよく採れています。白は少ないですが採れてきています。
リーフレタス ハンサムレタス、パリレタス、サニーレタス共に成育が良くなってきました。今後はしっかり出していけると思います。
アレッタ カーボロネロと茎ブロッコリーの掛け合わせです。昨年よくできたので今年は増やして作っています。
プチベール 今月中旬まで出していく予定です。よく採れています。
長ネギ 下仁田ねぎと松本一本ネギはよく採れています。なべちゃんネギは少なくなってきました。
芽キャベツ 今月上旬は収穫していきます。やや小さめです。
キャベツ ハウスのみさきキャベツが少し採れていますが、低温のせいか中が少し黒変しているものが多いです。注意書きを入れて出荷していますが、万一黒変している場合は、その部分を取り除いてご使用ください。
ブロッコリー ハウスで少量栽培しています。寒さ等で良品はあまり採れていません。今後はわき目をとっていきます。
茎ブロッコリー 徐々に採れるようになってきました。中旬以降は増えてくる予定です。
オータムポエム 採れてきています。黄色い花が春らしいです。
ケール、カーボロネロ ケール、カーボロネロともに量は少ないですが上旬は収穫していきます。菜花としても出していきます。
人参 表面にシミのようなものがある場合があります。皮をむいていただければ問題なく使用できます。また、一部カットしてあるものをお送りする場合があります。ご了承ください。
かぶ ハウスのものが採れています。黄かぶ(イエローターニップ)は在庫がまだあります。
大根 普通の大根、紅、紫、青長、紅芯大根、黒大根があります。
里芋 大ぶりのものはほぼ終了で、小ぶりのものになります。
玉ねぎ 今期分の良品は終了です。規格外品はまだあります。
ジャガイモ 芽が出てきてしまっているので終了です。芽の出たものは自家用に使っています。
ビーツ 赤は終了です。黄、縞も在庫はすくなくなってきました。
伊那谷味噌 村内の方から手作り味噌を仕入れて販売しています。

シャインハウス 店舗情報

本格オープンは3月14日としました。

ホームページ https://shinehouse.owst.jp

まだ仮公開です。近いうちにサイトから予約できるようにする予定です。

 

私は料理が好きです、だいたい、ありあわせのもので料理をすることが多く、定期的に送られてくる農協のおまかせ食材と農園の規格外野菜で料理をします。料理に限らず手直にあるものをできるだけ使って用を足す、ということが私にはあっています。今回の店舗に関しても、意図せずそんな感じになってきました。

料理担当は、そもそも野菜の出荷作業で募集して入ってもらったスタッフです、履歴書に料理が好き、と書いてあったので、それじゃあ今度飲食事業を始めるので料理お願いします、という感じです。

食材のうち、お米、インゲン豆、野菜は農園産のものをできるだけ使います。

肉は、出荷作業で週末に来てくれているスタッフが、精肉・卸をやっているところへ勤めているので、そのスタッフ経由で仕入れることにしています。

ヨーグルトは、中学時代の同級生のお父さんが社長をやっている市田酪農から仕入れます。小ロットで良いものを作っているところで、ぜひここの製品を使いたいと以前から思っていました。また、北海道の農協ともつながりがあり、農園にない小豆や金時豆などを安く販売していただいています。

テーブル、いす、棚は鉄筋、古材、古着などを使って自分で作っています、だんだん上達してきました。

店舗の改装は、大きなところは地元業者にやってもらいましたが、細かいところは知り合いの大工さん、知人の木工作家さん、左官屋さん、その他自前施工でやっています。知っている仲間内で何とかなってしまっています。

そもそも店舗のデザインをやっていただいている方は、古材やありあわせのもので用を足すこと(ブリコラージュというそうな)のスペシャリストで、この方が関わると自然とそういう流れができていく気がします。未経験の店舗事業、はたして大丈夫だろうかとずっと不安の方が勝っていましたが、ここへきてそういう流れが意図しないところまでできてきてるので、なんとかなりそうな気がしてきています。


Page Top