2018年09月30日

五人坊主だより 10月号 

9月はあっという間に過ぎてしまいました。今年の9月はとにかく晴れた日が少なかった、という印象です。土が乾くことがほとんどない中、雨の合間を見計らって秋冬野菜の種まきや植付を進めてきました。どうにか予定していた分を作付ることができ少しほっとしたのもつかのま、これを書いている現在台風24号が接近中ということで、まだまだ気が抜けません。10月は天候の回復を願うのみです―

以前からお伝えしておりますように、11月を持ちまして卵の販売を中止いたします。これまでご利用いただいていた方にはご迷惑をお掛けして申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

<今出荷している野菜の様子>

ここしばらく日照時間が少なく、夏野菜、葉物野菜は全般に低調です。秋冬野菜も全般に遅れ気味ではありますが、中旬からみさきキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ネギ、大根などが採れてくる予定です。

 

ベビーリーフ 順調に育っています。当面出荷できると思います。
小松菜
ミニチンゲン菜
日照不足の影響でやや成育に時間がかかっています。不足する場合があります。
水菜
赤茎水菜
赤からし水菜
こちらも成育に時間がかかり、不足する場合があります。天候が回復してくればしっかり採れてくると思うのですがー
ほうれん草
赤軸ほうれん草
いずれもやや不足気味です。
サラダ春菊 少しずつながら採れてきました。徐々に増えてくる予定です。
ルッコラ
ワサビ菜
天候が回復してくればしっかり出せると思います。
ラディッシュ 多めにつくっていますが不足する場合があります。
長ネギ 遅れ気味ですが、今月中旬から出荷していく予定です。
レタス類 ハンサムレタス(フリルレタス)、パリレタス、サニーレタスがあります。ようやく採れてきました。真冬まで切らさずに出荷していく予定です。普通のレタス、ロメインレタスも今月中旬から収穫予定です。
キャベツ 中旬からみさきは復活予定。来年は切らさず出せるように作っていきます。中旬からちりめんキャベツも採れてくる予定。
白菜 今月後半からミニ白菜を収穫予定です。紫の物も作っています。
ブロッコリー 中旬から採れてくる予定です。
カリフラワー・カリフローレ カリフラワー白、カリフローレは上旬から採れ始めそうです。色カリフラワーは中旬以降の予定です。量は多くないです。
キュウリ 今年は例年より早く終了してしまいました。来年はもうちょっと頑張ります!
トマト 2回目に植え付けた分が採れてきました。量は多くないですが11月まで出荷していきます。
ミニトマト 赤、黄、緑、茶など多種類あります。こちらも2回目が採れてきました。トマト同様11月までは少ないながら出荷していきます。
ピーマン・甘長とうがらし ピーマン、甘長は草丈が8月後半には2メートルくらいになり、現在はてっぺんを切って生垣みたいに仕立てて収穫しています。少なくなりましたがまだまだいけます。
ナス 追肥するなどしてきましたが採れなくなってきました。もうちょっと頑張れ-
オクラ 少なくなってきましたがまだ採れています。今月後半まで収穫する予定です。
じゃが芋 北あかり、十勝黄金、メークインがあります。色付きのものは少なくなりました。
カボチャ 普通の物、ラグビーボール型のロロン、坊ちゃん、バターナッツがあります。バターナッツは豊作でたくさんあります。
人参 春作はほぼ終了です。秋作の物は今月20日頃から収穫予定です。色物もあります。
玉ねぎ 傷みが多く、よいものを選別しながらの出荷になっています。
ビーツ 赤、黄、縞があります。秋作のものが採れてきましたので、しばらく出荷していけます。
ズッキーニ、コリンキー ズッキーニは細々と採れています。コリンキーは今月中旬からまた採れてくると思います。
カブ 少ないながら採れています。徐々に増えてくる予定です。
自家製大豆の味噌 無添加。1000円/kg、500円/500gで販売中。
小麦粉 今年産の小麦でつくった小麦粉。南部小麦(中~強力)、シラネ小麦(中力)、ユメセイキ(中力)があります。400円/kg
うどん ユメセイキで作ったうどんは白くてモチモチしていておいしいです。一袋350円です。極細、細、平麺がありますので、ご注文の際は太さをご指定下さい。。
こっこのタマゴ 11月いっぱいで販売を中止いたします。これまでご愛顧頂いた方々にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。

1玉50円、6個玉入り 300円 、10玉入り 500円 (各税込)。

“GAP”って何?

大島農園ではJGAP認証取得に向けた取り組みを始めました。そもそもJGAPってみなさんご存知でしょうか。JGAPはJapan Good Agricultural Practice(日本の良い農業のやり方)の略です。

食品安全、環境保全、労働安全、人権・福祉において、適切な農場運営・管理ができているかどうか。様々なリスク要因をきちんと認識し、適切な対応がなされいるかどうか。こういったことを第三者がチェックして評価するものです。これだけ書いても具体的にどうするのかよく分からないかと思います。

具体的には、作業場や作業者が衛生的に商品を扱えるようになっているかどうか、農業機械を安全に扱えるよう整備や教育をしているかどうか、商品のトレーサビリティーができるようになっているかどうか、など、現場や書類を100項目以上チェックする仕組みになっています。

はっきり言って大島農園は細かなことがこれまできちんとできていませんでした。JGAP取得を目指すことで、“良い農業のやり方”ができるように農園として取り組んでいくということです。

GAPの講習会に先日参加してきました。農場として当たり前のことをきちんとやればよいだけのこと、と講師は言われていました。しかし、現状取得に向けて課題山積。頑張りますー

 


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