2018年05月01日

五人坊主だより 5月号 

春を通り越して初夏を思わせるような日が多かった4月。桜の花は例年より10日くらい早く満開となり、あっという間に散ってしまいました。野菜の成育は例年より早いように思います。作業がなかなか追い付きません。

4月より2名の新卒若手スタッフが加わっています。一生懸命仕事に取り組む姿勢に、他のスタッフもよい刺激を受けております。どんどん力をつけて、大島農園を、地域の農業を盛り上げていってもらいたいと思います。

<今出荷している野菜の様子>

ハウスの葉物野菜は波がありますが採れています。

露地の野菜は、レタス、ミニ白菜などが採れ始めました。ブロッコリー、カリフラワー、スナップエンドウ、パクチー、葉ネギなどは中旬から採れてきそうです。

みさきキャベツはハウスの物が収穫できるようになってきました。露地の物は成育が今一つですが、今月後半からは採れてくると思います。栽培は当面試行錯誤が続きそうです。良いものを安定して出荷できるよう頑張りたいです。

ベビーリーフ 成育順調で採れています。草をよけながら頑張って収穫しています。
小松菜
ミニチンゲン菜
ミニ青梗菜は不足気味。小松菜は十分にあります。
水菜
赤茎水菜
赤からし水菜
成育に波がありますが、量は十分にありそうです。
ほうれん草
赤軸ほうれん草
ほうれん草、赤軸ほうれん草ともに一時より少なくなっています。ご注文に対応できな場合があるかもしれません。
サラダ春菊 成育が早くなり、たくさんあります。トウ立ちしやすいので早めに収穫しています。生で食べる春菊としてだんだん浸透してきたように思います。
ルッコラ
ワサビ菜
ルッコラはやや不足することがあります。
ラディッシュ 赤はたくさんあります。たくさんご注文ください。
レタス類 普通のレタス、ロメインが採れてきました。そのほかにハンサムレタス(フリルレタス)、パリレタス、サニーレタスがあります。
キャベツ みさきキャベツが採れ始めました。
茎ブロッコリー 量は多くありませんが採れています。当面出荷していく予定です。
菜花 残すところちりめん冬菜のみです。例年より早く採れだした分終了も早くなってしまいます。
人参 越冬ものは残り少なくなりました。今期のものは6月末くらいから出荷予定。
じゃが芋 昨期のものは終了です。今期のものは7月から出荷予定です。
玉ねぎ 昨期のものは終了間近です。5月中旬から新玉ねぎを出荷予定です。
カブ ようやく良いものが採れてきました。量はそれほど多くないですが、初夏までずっと出荷していきます。
エンドウ キヌサヤは採れてきました。スナップエンドウは成育が良すぎたせいか、莢に実が入らないという異変が起きています。良いものが採れるのは連休明けくらいになってしまいそうです。
ブロッコリー・カリフラワー 連休明け位から早生のカリフラワーなど少しずつ採れてきそうです。中旬からブロッコリー、色カリフラワーなど出荷していけると思います。
自家製大豆の味噌 無添加。1000円/kg、500円/500gで販売中。
もち モチ草もちは注文頂ければ作製いたします。350円/1p、普通のモチ、玄米餅は300円/1p(5個入り)。
うどん ユメセイキで作ったうどんは白くてモチモチしていておいしいです。一袋350円です。極細、細、平麺がありますので、ご注文の際は太さをご指定下さい。。
こっこのタマゴ 1玉50円、6個玉入り 300円 、10玉入り 500円 (各税込)。

 

雑記 “身体という思想”

40代、50代になってくると体の衰えなどが出て来て、否が応でも体に対する関心が大きな割合を占めてくるようになるはずであるが、日本の著作家はそういった身体に関することを書くのを避けている、という批判を文芸批評家の吉本隆明がされていたことがあった。著作家でなくても、自身の体調の不良、あっちが痛い、こっちが痛いだのといったことを言うのはどこかはばかられるような風潮は確かにあるように感じる。

私事になるが、今年になってから腰痛が酷く仕事にも支障をきたすので病院へ行った。レントゲン、MRIの検査から、すべり症、椎間板ヘルニア、腰椎狭窄症と腰痛の原因が全部はっきり表れているということで、生活に支障があるようであれば施術も視野に考えていく、ということだった。

腰痛は農業の職業病ともいわれており、実際同業者に腰痛持ちは多い。腰痛とどう付き合っていくのか、当面は個人的に最大の関心ごとになっていかざるを得ない。腰痛にならないような仕事の仕方、もしくは、腰に限らず身体的な障害があってもできるような農業の仕方、といったことを考え取り組んでいかないといけない。

 

 

 


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