2020年02月12日

「農業でよかったのか?」無茶々園 大津清次さん講演会 in中川村

「農業でよかったのか?」

愛媛、地域協同組合無茶々園の代表、大津清次さんの講演会
in 中川村

開催されました✨

45年前、3人の若者から始まった甘夏の無農薬栽培実験園。
いまや旧・明浜町内の生産者70軒以上が参加し、町内の柑橘園地の3分の1は無茶々園方式で作られています。
そこを起点に、小規模多機能自治を実現するべく、食、エネルギー、福祉、仕事をつくっていく取り組みが今日も続いています。

45年間、常に常に、大前提だったのは
「私たちの誇りに思う場所を残す」
「私たちは、ここでやるしかないという覚悟」

しびれますね~。
カッコいい!

「ここでやるしかない」と決めたからこそ、
明浜の人、物、地形、山や海・・・すべてが資産となり、それを活用していくための知恵も生まれ。

みかん、野菜、加工品、海産物、真珠、化粧品、炭、やってることそのもの・・・
田舎町からのアウトプットが、都市圏の消費者に、やたらとささっちゃったわけは?
元をたどれば、その覚悟だったんだろうな。

エジソンさん的に言うと、
無茶々園では「うまくいかない方法を1000通り発明してきた」
過去があるし、これからもそうなんだろうけど(笑)、
「ここでやるしかない」っていう覚悟があるから、やってけちゃうよね。

講演のタイトル「農業でよかったのか?」の意味ってなんだろう?と思いながらずっと聞いていました。

講演の最後でその話が出てきました。
「皆さんは農業でよかった~!って思っていますか?皆さんは中川村でよかった~!って思っていますか?もしね、そう思っていないんだったら、子ども達は農業やろうなんて思いませんよ。中川村に住みたいなんて思いませんよ。たぶん。」

あ~っ!
そういう問いだったのか~!
ガーン!

ガーン!
だけど、
嬉しいガーンですよ。

私は「農業でよかった」って120%言えます。
「中川村でよかった」って、200%言えます。

最後に、大津さんに教えていただいた、3つの質問。
皆さんにお伝えしてもよろしいでしょうか?

①人、つくっていますか?
②仕事、つくっていますか?
③むら(まち)、つくっていますか?

これをいつも自分に。

無茶々園講演会

16箱くらいのみかんやジュース、すべて完売!ご利用ありがとうございました~。


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