2022年08月31日

五人坊主だより 2022年9月号

今年は満天の星空をほとんど見ることがありませんでした。8月は晴れの日がおおいのが普通でしたが、昨年といい、今年といい、それが普通ではなくなっているようです。最高気温はそこまで高くならなかったものの、湿度が高く蒸し暑い日が多かったです。

今年は8月にそれなりに降雨があったせいか、草がよく育ちます。草取りはできるだけ早め早めにやったおかげで何とかなっているように思います。畔の草刈りは例年より草の勢いがあって大変でした。夏場の草取りと草刈り、もう少し楽にできないものかと毎年思います。草刈り機を新しいタイプのものにしたりタイミングよくやるように心がけたりしていますが、当面は頑張ってやるよりしょうがないようです。

<野菜の成育状況>

お盆がすぎるころから夏野菜は収穫量が減ってきています。このまま9月に入っていくと減る一方になってしまうので、トマトなどは2回植えるようにして、9月以降も収穫量を落とさないよう対策をしてきました。それでも予定通りにはいかず、9月の前半はやや品薄状態になってしまいそうです。

夏野菜の管理作業をしつつ、秋冬作の準備をすすめています。適度に降雨があるので、植え付けや種まきには好都合でした。9月いっぱいは植え付けや種まきが続きます。暑さで若干ばて気味ではありますが、秋冬野菜がしっかりとれるよう今月も頑張って作業をすすめていきます。

 

ベビーリーフ 収穫量が少なくなっています。やや不足気味です。
小松菜
ミニチンゲン菜
小松菜はよく採れています。ミニ青梗菜は1か月間休みで、来月から再開予定です。
水菜、赤茎水菜
赤からし水菜
この時期にしては採れています。それでも収穫量は少なくなってきているので、欠品する場合もあるかもしれません。
ほうれん草
赤軸ほうれん草
普通のほうれん草は採れています。気温が高いと葉っぱに茶色の斑点ができることがありますが、病気ではありません(微量要素欠乏症、暑いと吸収できないので)。ご了承ください。
ルッコラ
ワサビ菜
成育が安定せずやや不足気味です。涼しくなってくれば復調してくると思います。
ラディッシュ 暑いと成育が安定しないです。まく量を増やして注文分は出荷できるよう努めております。
リーフレタス やや不足気味です。涼しくなってくれば復調して来ると思います。
キュウリ 今のところ採れています。月の中旬からは少なくなってきそうです。
ズッキーニ 収穫量が落ちてきています。ご注文いただいても出荷できないこ場合があります。ご了承ください。
コリンキー 当面はしっかりありますが、月の後半からは少なくなりそうです。
トマト 収穫量は落ちてきています。2回目に植えた分が月の後半から採れてくるので、いくらかは増えると思います。
ミニトマト 赤丸、オレンジ丸、グリーンの3種です。春植えた分は収穫量が少なくなりました。今月中ごろから夏植えの分が採れてくる予定です。
ナス 普通のナス、水ナス、イタリアンナスの3種。普通のナス、水ナス、イタリアンナスがあります。収穫量は落ちてきましたが、当面は大丈夫だと思います。
ピーマン、甘長とうがらし 7月は調子の悪かったバナナピーマンも採れてきました。今月はいずれもしっかり出せると思います。
パプリカ 回復が遅れました。今月中ごろから良品が採れてくる予定です。
枝豆 最終盤です。最後のものは状態があまりよくないので、予定より早めに終了しそうです。
トウモロコシ 終了しました。今期は終盤に状態が悪くなってしまったので、来期は対策をしたいです。
人参 春作分は残りわずかとなりました。秋作のものは10月中頃か後半から採れてくる予定です。
かぶ 秋作は10月中頃からの予定です。
大根 春作分は終了しました。秋作は10月中頃から収穫予定です。
玉ねぎ 赤玉ねぎは好評につき予定より早めに終了してしまいました。玉ねぎも予定より注文が多かったので、少なくなってきました。
ニンニク 年内はしっかり出していけると思います。
ジャガイモ 今年は収穫後の傷みがおおく、選別すると在庫は少なくなってしまいそうです。年内は出していけると思います。
ハーブ類 バジルは今年は不調で、病気や虫にやられていくらも採れませんでした。大葉は採れています。
ビーツ 赤、黄、縞3種あります。当面は出荷していきます。
伊那谷味噌 村内の方から手作り味噌を仕入れて販売しています。

ここ2年程、コロナや仕事の都合で泊りで出かけることはありませんでした。この8月、久しぶりに家族で泊りで、新潟県糸魚川市へ行ってきました。学生の頃自転車やバイクで行ったり、3年前には市内で行われたリノベーションスクールに参加したりと、何度か訪れたことのあるところです。今回は初めて鉄道(大糸線)で行きました。そもそも上の娘が「大糸線に乗りたい」ということで糸魚川に行くことにしたのですが、フォッサマグナの露頭やヒスイの採れる海岸があるなど、石(地質)が好きな上の娘と私にとっては面白い場所でした。

帰りは糸魚川から長野まで新幹線に乗りました、ディーゼルの単線から新幹線、だいぶ差がありましたが、娘たちは牧歌的な大糸線のほうがよかったようです。大糸線のディーゼル区間は廃線の可能性もあるようです、観光列車を通してもいいような素敵な区間であるように思うので、もったいないような気もします。


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