2018年11月30日

五人坊主だより 12月号 

11月は平年より暖かく、穏やかな天候の日が多かったように思います。最低気温は時折氷点下まで下がる事はありましたが、日中はまさに小春日和という感じの晴れて暖かい日が多かったです。

野菜の成育は順調です。大根や人参など採り入れが追いついていかない位でしたが、スタッフの頑張りでようやく先が見えてきました。

今年も残すところあと一ヶ月、最後の追い込みを頑張ります!

<今出荷している野菜の様子>

全般によく育っています。これから冷え込みが厳しくなると露地のカリフラワーやレタスは終了します。一方で、根菜やハウスの葉物野菜は例年より良くできているので、年明けまでしっかり出荷していけると思います。

ベビーリーフ 順調に育っています。当面出荷できると思います。
小松菜
ミニチンゲン菜
当面しっかり出荷できると思います。
水菜、赤茎水菜
赤からし水菜
当面は十分ありそうです。寒くなってくると赤茎水菜は少なくなります。
ほうれん草
赤軸ほうれん草
縮みほうれん草が採れています。霜に当たって味は良くなってきました。ホウレン草、赤軸法蓮草は不足する場合があります。
サラダ春菊 冷え込みが厳しくなるまで出荷します。不足気味です。
ルッコラ
ワサビ菜
順調に育っています。当面はしっかり出荷していけると思います。
ラディッシュ 多めにつくっていますが不足する場合があります。
長ネギ 長ネギ、松本一本ねぎ、なべ用ネギ、下仁田ネギ、西洋ネギ(リーキ)、赤ネギを作っています。順調に採れています。
レタス類 ハンサムレタス(フリルレタス)、パリレタス、サニーレタスがあります。普通のレタス、ロメインレタスは冷え込みが厳しくなると終了します。
キャベツ みさきは順調に収穫できています。普通のキャベツ、ちりめんキャベツも採れています。
白菜 ミニ白菜・紫白菜・大玉白菜が採れています。順調に採れています。
ブロッコリー やや小ぶりで不足気味です。今月中は収穫予定です。
カリフラワー・カリフローレ カリフラワー、色カリフラワー、カリフローレが採れています。冷え込みが厳しくなるまで出荷していきます。
プチベール 冬場の主力品目として、春先まで出荷していきます。
茎ブロッコリー 採れ始めました。冬場は収量は少ないながら切らさず出荷していく予定です。
芽キャベツ たくさん植えてあります。これから春先まで出荷していきます。
じゃが芋 北あかり、十勝黄金、メークインがあります。色付きのものは少なくなりました。
カボチャ 普通の物、ラグビーボール型のロロン、坊ちゃん、バターナッツがあります。バターナッツは豊作でたくさんあります。たくさんご注文ください!
大根 順調に育っています。普通のもののほか、紅、紫、黒、青長、紅芯があります。
人参 普通の人参、黄色、白人参が採れています。紫、金時は出来が今一つで少なくなってしまいました。当面出荷していきます。味良し!
玉ねぎ 傷みが多く、よいものを選別しながらの出荷になっています。残り少ないです。
ビーツ 赤、黄、縞があります。赤、黄色は少な目です。縞はたくさんあります。
カーボロネロ、ケール 今月中旬以降収穫していく予定です。ケールは葉の縮れたカリーノケールで、サラダなどにいれてもいいタイプです。
カブ たくさんあります。白かぶ、あやめ雪かぶ、黄カブがあります。
モチ 今年産の小麦でつくったモチです。忙しくてなかなか作れていませんでしたが、今月から販売します。白餅のほか、玄米餅もご注文あれば作ります。
自家製大豆の味噌 無添加。1000円/kg、500円/500gで販売中。
小麦粉 今年産の小麦でつくった小麦粉。南部小麦(中~強力)、シラネ小麦(中力)、ユメセイキ(中力)があります。400円/kg
うどん ユメセイキで作ったうどんは白くてモチモチしていておいしいです。一袋350円です。極細、細、平麺がありますので、ご注文の際は太さをご指定下さい。
こっこのタマゴ 先月を持って販売を終了いたしました。ご購入いただいていた皆さまありがとうございました。

 

『生きるように働く』ナカムラケンタ著

著者のナカムラケンタさんは求人サイト“日本仕事百貨”を運営する傍ら、バーやイベントスペースなどの複合施設リトルトーキョーの運営、だれでも気軽に映画の自主上映会を行えるプラットフォーム“popcorn”を運営するなど多方面で活躍されている。

“ずっといい場所をつくろうと、建築を勉強したり、不動産の仕事をしたりしてきた。でもいい場所って、人なんだ。ついつい通ってしまう場所には、そこにぴったりな人たちがいる。ぴったりだから、そこにいる人たちも生き生きとしている。生き生きとしている人たちがいる場所はいい場所になる”

“その人に合っている場所なら、その人は生き生きと働く。生き生きと働いている人がいる場所はきっと素敵なところになる。それならいい場所をつくるには、建築や不動産のことを考えるだけじゃなくて、場所と人を結びつけることも大切なはず”

上記の引用に著者自身が求人サイトを作るに至った想いが端的に書かれている。そして本書では生き生きと働く人たちが何人か取り上げられている。

生き生きと働くにはどうしたらいいんだろうか?生き生きと働いてもらうにはどうしたらいいんだろうか? 昨今いわれている“働き方改革”では、法や制度の面から“働き方”が議論されている。そういう面から“働き方”を良くしていこうということは必要であるとして、自らできる“働き方改革”もあるはず。本書で取り上げられている方たちのように、われわれの農園も自分やスタッフが“生きるように働”ける職場でありたい、少なくとも、自分やスタッフが“死んだように働く”ことのないようにー

 

 

 

 

 


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