2020年03月18日

たった月イチ30分の3Sを、有効な時間にするための5秒

たった月に一度の(笑)

3S活動(整理、整とん、清掃)。

 

その30分を有効な時間にするには?

 

そのために、事前に「5秒」、あることをみんなにしてもらいました。

 

5秒、考えること、です。

何を考えてもらったのか?というと「目的」です。

3S自体の意義とか、目的のことではありません。

みんなが30分の間にやろうとしていることの目的です。

どういうことか?

前回はこういうふうにやってみたんです。

 

私「みなさん、どこの掃除とか片付けがしたいですか?」

スタッフA「この部屋の床を掃除したいです」

 

私「目的は何?」

スタッフA(5秒シンキングタイム)「お客さんがこの部屋を見たときに、土だらけだと感じが悪いと思うので、きれいにしておきたいからです」

私「なるほど!いいね~!よろしくお願いしまーす!」

という感じで、やりとりしました。

 

そして、ホワイトボードへ「場所」と「目的」を書き出しました。

 

なぜか?

「机の周りを片づけて掃除したい」

という言葉だけで、漠然と30分片づけるのと

「誰が使っても、資材などの置き場がわかりやすく、使いやすくするため」

という

目的=ゴールを意識しながら30分片づけるのとでは

結果が違ってくると思いませんか?

 

与えられた時間はたったの30分、あれもこれも完璧にはできない。

机をピカピカにして気分よく働きたいから、机の拭き掃除を30分、一生懸命するのか?

次の作業の効率をよくしたいから資材を整理整頓することを優先して、磨くのは別の機会にするのか?

 

どういう行動と目的を選んでもいいのですが、

 

①言葉に出して、

②書き出して

③ほかの人とも共有する

 

すると

・目的を達成するための、具体的な行動がしやすくなる

・自分で設定した目的に向かって行動するから

「やらされてる感」がなくなって

モチベーションアップにもつながる

・他の人とシェアすることで

「そういう目的でやるって今まで気づかなかった。それいいね~」と、

他の人の学びにもなる

 

なんて

ことにつながっていく気がいたします。

 

常に「目的」=ゴール

を書き出すこと。

方眼ノートの1行目。

いろんな場面で有効です。


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